マイクラ小説
”私”は暗い空のもと、薄い黄色い地面の上に居た。 正確には”私たち”であるが。 ここはどこだ? 周りを見渡す。 すぐ目の前が崖?なのか地面が無い。 ちょっと先にはまた薄い黄色い大地が広がる。 いや、浮島か? 説明が難しい。 ”アレックス”は後ろを向きな…
”私たち”は家に帰ってきた。 いや、正確には洞穴だ。 先ほどまで”ネザー”と言われる地下なのかわからないが、まるで異世界のような場所に行っていた。 もうあんなところ、ごめんである。 なんて思う暇もなく、”アレックス”は忙しそうに何かを作っている。 何…
今、”私”の目の前にはどす黒い茶色のレンガで作られた構造物がある。 この中にある”何か”を取りに来たのだ。 ”何かというのはなんなのかわからない。 ”アレックス”は目の前の構造物を壊しながら、いや階段状に壊しながら上に登っていく。 器用である。 ”私”…
”私”とアレックスは洞窟の中をどんどん降りていた。 アレックスとは”私”のゲーム仲間のようだ。 ”ようだ”というのはこの状況からそう読み取れるとしか言えない。 なんせ、今、”私”はゲームの世界にいるようだからだ。 そんなことは置いて置き、”私”はアレッ…
”私”は今日も洞穴で目が覚めた。 昨日はゾンビに襲われ散々だったが、頭の中に聞こえた「ネザーへ行け」という言葉が気になる。 気になるが、それが何なのかを知ることができない。。。 ”ネザー”へ行ったらドラゴンが居るのか? もどかしい・・・ どうするこ…
”私”は洞穴(ほらあな)に居る。 ただの洞穴ではない。 ここは”私”の立派な”家”だ。 入口に置いたドアから外をうかがう。 もう夕暮れだ。 今日は疲れたのでもう寝ることにした。 苦労して作ったベッドに横たわり、目を閉じる。 少し経ったかどうかという時に…
”私”はまだおかしな世界に居る。 このままずっと元の世界に戻れないのではないかと思うと不安で仕方がない。 自分で言うのもなんだが、”私”は元の世界では一流プログラマーだった。 そしてゲームオタクでもあった。 このおかしな世界はまるでRPGゲームの…
ある日、”私”は気づくと広い草原に居た。 どうやってここに来たのか覚えていない。 だが、どういうわけか目の前には草原が広がっている。 手には何も書かれていない紙切れと近くにはたいまつと宝箱?のようなものを置いてある。 辺りに人は居ない。 空を見上…